子離れできない親。特徴と対処法

子離れできない親。特徴と対処法

子離れできない親がいます。そんな親に束縛され続け、苦しんでいる子供の立場の人たちも。子離れできない親は、なぜそうなってしまうのでしょうか。その原因は? 心理は? 特徴は? 子離れできない親を持つ人は、どんな生きづらさを感じているものなのでしょうか。 ...

子離れできない。それは決して珍しいことではありません。親は、20年近くも、子供の世話をし、心を配ってきています。いざ子離れしようと思っても、そう簡単に親も、今までの習慣をやめることはできません。

また、一生懸命子育てしてきた人ほど、「親」であることを卒業することに寂しさを感じます。「親」という立場や役割がなくなってしまったら、自分が「無」になってしまうような感じがしたりもするでしょう。しかし、だからといって、子離れすることを拒んだのでは、子供は自立できません。子供にとって「めんどくさい親」「重たい親」になってしまいます。

どうしたら、うまく子離れできるのでしょうか。子離れできない親には、どのような特徴があるのでしょうか。

子離れできない親は、子供に依存しがちです。親にとって子供は、「いてくれなくちゃ困る人」。子供を束縛し続けることになります。そのような親はよく、「あなた(子供)は私(親)のすべて」といったことを言います。献身的に子育てをすることは、決して悪いことではありません。しかし、子供の自立を妨げ、いつまでも子供扱いしようとするのでは、子供にとって邪魔な存在にしかなりません。

そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか。

子離れできない親は、仕事や趣味がない、友達がいない、配偶者とうまくいっていない人など、「子供がいないと困る」「子供がいないと退屈」な生活をしています。子離れとは、子育てが終わった後、「新しい生き方」を見つけること。しかし、それができない人は、いつまでも精神的に依存し続けてしまいます。子離れするどころか、子供にあたったり、子供を悪者にしたりするようにさえなります。

ある毒親育ちの人は言いました。「子離れできない母に言われました。せっかく育てたのに、さっさと自立してしまった私は裏切りものだと。私は、母を苦しめている原因、加害者。母はその被害者だとでも言いたげでした。辛かったです」。

このような親の言い分により、子供の立場の人は、罪悪感を抱くようになります。今の自分は、親の「犠牲」の上に成り立っている、と感じられてならなくなります。何をしても申し訳ないような気がしたり、幸せに感じてはいけないような気がする、といった生きづらさを感じがちになります。

これとは違う原因の「子離れできない」もあります。子離れできない親には、あることが苦手なのです。 [...]


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