心が狭い母親。母と娘の末路 (2)

心が狭い母親。母と娘の末路 (2)

祖父母が帰った後も、私は母に食い下がりました。「なぜダメなの?」と聞きました。「お友達はみんな、おじいちゃんやおばあちゃんとあんな風に話をしてるよ」と言いました。母は「ダメなものはダメ」その一点張りでした。 ...

この件に限らず、母は、過干渉で、過保護で、柔軟さに欠ける人でした。ダメなものはダメ、は母の常套句。子供に体験から学ばせる、といった考えはなかったと思います。子供だから、やり過ぎることだって、言い過ぎることだってあるでしょう。でも、相手は祖父母なのです。どんなしゃべり方をしたら仲良くなった感じがして、どこまでやったらやり過ぎなのか、トライ&エラーの中から、人間関係を学ぶ機会を私に与えて欲しかった、と思います。

大人になった私には、困っていることがあります。人と話すときに緊張してしまうのです。人との距離感がわからないところもあります。相手と仲良くなりたい、と思うこともあるけれど、どうやって相手との距離を縮めればいいのか、どのくらいがほどよい距離なのかがわからない。結局誰とも仲良くなれないし、緊張したり、疲れたりで、結局人と会ってもつまらない。

人は話をしながら、お互いにとって心地よい距離感を探り、仲良くなっていくものなのかな、と思います。子供の頃に、それを学習するチャンスのなかった私は、それがこの年になってもできないんだな、と思います。

「子供ってたくさん失敗しながら大きくなるものなんだな」と思います。いろいろなことにチャレンジして、失敗して、そこから学んでいくのが子供時代。親や祖父母や先生や・・子供を取り巻く様々な大人に見守られながら、安心して実体験を積める時期に、それをしてこなかった代償は大きなと思います。


人気の記事
燃え尽き症候群セルフチェック
自分の親が最悪な親かどうかわかるチェック
毒親チェック
親ストレス診断
自殺危険度診断【セルフチェック】
心理的虐待ダメージ診断(旧:毒親洗脳度チェック)
アダルトチルドレン セルフチェック
自己肯定感診断【簡単チェック】
承認欲求セルフチェック
すぐわかる!モラ母(毒母)チェック


先頭へ戻る