きょうだいに優劣をつける毒親 (2)

母は、何かにつけて私と妹を比較しました。母はいつでも、私と妹に同じようなことを言い、同じようなことをし、そして、私たちに優劣をつけます。そして結果はいつも私の方が「優れている」でした。 ...

妹は、その後ひきこもりになりました。

母は今でも言っています。「私は、ふたりの娘を同じように育てたのよ。それなのに、ねぇ・・」。

私は思います。「同じようにしか育てなかった」からこうなったのではないか。母のその言葉には、「私（母）は悪くないのよ」という裏の意味が見え隠れして、私はとても気分が悪くなります。「私はいい母親なの。だって、ふたりのうちひとりは立派に育ったもの」・・私には、母がそう思っているように感じられます。

生まれたときから虐げられてきた妹。その気持ちに今だ気づくことなく、ただひたすら保身に走る母。先日、母からこう言われました。「○○ちゃん（妹）はあぁだから・・（溜息）。私の老後はよろしくね」。妹には何もできないと決めつけているんだな、と思いました。私は断りました。妹は、実家にいて母のそばにいるのです。母には、今からでも妹と向き合って欲しい。そして、父も、これ以上見てみぬふりをするべきではないと思います。

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