親が原因の「人付き合いが憂鬱」の治し方 (2)

親が原因の「人付き合いが憂鬱」の治し方 (2)

「私は、子供の頃から、人付き合いが憂の種でした」。そう語るこの人の母親は、人目を気にしてばかりいる人だったそうです。 ...

「子供の頃、母は、学校であったことを逐一聞きたがりました。そして心配するんです。友達に嫌われるようなことを私が言ってないか、とか、自分がダメ親だと思われるようなことを私がしなかったか、とか」。この人は、自分のすることが、人の目にどう映るのか、ということを絶えず気にするようになったと言います。

「どうしても考えちゃうんです。私、この人からどう思われてるだろう、って」。同時にのしかかったのは、「母に恥をかかせちゃいけない」ということでした。

「私は、学校に行くのが憂でした。先生や友達が自分をどう思うか、こんな私で母に恥をかかせないだろうか、いつでもそれを考えてるんです」。

この人は、大人になってうつ病を発症し、それをきっかけに、生き方を変えたと言います。「私は人付き合いが憂で当然だったと思います。私は人と自由にしゃべったことがない。人と一緒にいて楽しいと思ったことがないんです。みんなそうなんだと思ってました。うつになって初めて、自分が毒親育ちだと自覚しました」。

この人の憂は、少しずつよくなってきています。「30年間も、周囲や母の目を気にしながら生きてきた私です。今すぐ人付き合いが好きになることは難しいとは思うんです」。でも今は、以前とは明らかに違います。「人からどう思われるのかを考えるのはやめたんです。どんな自分でもいいじゃないか、って思ったら、初めて自由になれた気がしました」。

この人は言います。「人付き合いは得意ではないけれど・・もう憂の種ではありません!」。


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