毒親に育てられた私　～これはすべて本当の話です～ (2)

そしてそれは今でも。本当の自分をちょっとでも親の前で見せれば、母親には決まって「そんな風に育てた覚えはないんだけどねぇ」とか「恥ずかしい！」とか言われます。父親には「お前の頭はどうなってるんだ？」とからかわれたり、背筋がぞっとするほどの冷たい目で睨まれたりします。 ...

以前ほどヘコまなくなった私も、そんな親の態度がフラッシュバックし、どうにもならないくらい悲しくなり、「生まれてきたくなかった」「こんな人生に、何の意味があるんだろう」と本気で思えてきます。どうにもなりません。ちょっとでも油断すると、毒親の「毒」にやられ、自分が破壊されてしまったような感覚に陥ります。

でも、そんなとき、私は、この言葉をつぶやく不思議と元気になるのです。「こんな私にしかできないことがある。きっとある」。

思い出すだけで胸が苦しくなるような辛い過去も、すべて明らかにしようと思いました。恥をさらして生きようじゃないか！と思いました。こんな生い立ちの私にしか言えないことがある。「神様はそのために、私をこの世に送ったのかもしれないな」と思ったら、自分を好きになっていいような気がしてきます。破れかぶれのこの人生のまま、最後まで生き抜ける気がしてきます。

親に大切にされずに育った人が、大人になった後も、どんなに辛い思いをしなければならないのか、それは、実際に毒親に育てられた人にしかわからないことだと思います。私はこれからも、それをここに綴りたいと思います。

今日も最後まで読んでくれて、ありがとう！　コンテンツを１本仕上げるたびに思います。「ひとりでいい。誰かのお役に立てたなら」と。このブログを読んでくださる方たちに、今日は改めて感謝の気持ちを。私はみなさんに癒されています。