「生きていて楽しくない」は親のせいだった！

毒親に育てられた人の中には、「生きていて楽しくない」と感じている人が多くいます。なぜ、毒親に育てられると「生きていて楽しくない」と感じてしまうのでしょうか。その心理は？　どんな親が、子供に「生きていて楽しくない」と感じさせるのでしょうか。それにはどう対処すればいいのでしょうか。 ...

「生きていて楽しくない」「生きているのが辛い」。どんなに辛いことでしょうか。どうして自分はこんなにメンタルが弱いんだろう、と自分を責めるのは今日限りでおいまいにしてください！　それは決してあなたのせいではないのです。

自分を否定してばかりの人と付き合っていると、どんな人も生きていて楽しくない、と感じられるようになります。どんなにメンタルが強い人でも、です。

自分を否定してくる人と長時間、あるいは、長期間付き合っていると、気が滅入ってきます。言いたいことを言ったら否定される。したいことをしたら否定される。どんなに強い人でも、臆病になっていきます。否定されないように、気を付けるようになるため、言いたいことも言えず、したいこともできなくなります。

生きていて楽しい、と思える人とは、対極の状態です。言いたいことも言えず、したいことものびのびできないのでは、生きていて楽しいはずがありません。むしろ、楽しくない、と感じるのが正常なくらいの異常な人間関係です。

そしてそれは親子関係も例外ではありません。子供は親と、長時間、長期間付き合わなければなりません。そのような親の元に生まれた子供は、「生きていて楽しい」だなんて思う暇ないくらい、否定され続け、生きることが楽しくなくなってしまいます。

「こうあるべき」を押し付ける親も、子供を、「生きていて楽しくない」と感じさせます。「こうあるべき」を押し付ける親は、親の敷いたレールどおりに子供が育っていくことだけを期待しています。そのような家庭では、子供は「その子らしく」生きることができません。

進路や就職はもとより、性格や好み、しゃべり方や感じ方にいたるまで「こうあるべき」を押し付ける親は、決して珍しくありません。そして、そのような親の元に育つ子供は、総じて「生きていて楽しくない」と感じがちです。

そのような生きづらさからは、どうしたら解放されるのでしょうか。 [...]