ヒステリーな母親。子供への影響と対処法

ヒステリーな母親。子供への影響と対処法

ヒステリーな母親がいます。ヒステリーな母親には、どんな特徴があるのでしょうか。共通点は? 心理は? ヒステリーな母親に育てられると、子供はどうなるのでしょうか。ヒステリーな母親への、効果的な接し方はあるのでしょうか。 ...

身内にヒステリーな人がいる。困っている。決して珍しいことではありません。

ヒステリーな人は、些細なきっかけで、感情が高ぶり、感情のコントロールが効かなくなります。怒ったり、わめいたり、泣き出したり、暴力的になったり。しかも、一度ヒスが起こると、なかなか収まりません。

そんなヒステリーな人が「親」になると、子供は本当に大変です。

ヒステリーを起こす人には、ヒスを起こすきっかけがあります。しかしそれは、他人にはわからないことばかりです。言葉尻にカチンと来たとか。目つきが気に入らなかったとか。たまたま機嫌が悪かったとか。ヒステリーな母親を持った子供は、日常的にいつ親がヒスを起こすのか、ビクビクし、親の顔色をうかがうようになります。

また、ヒステリーな母親は、子供に対する態度に一貫性がありません。子供が同じことをしても、怒ったり怒らなかったりします。自分の「虫の居所」次第で、子供に対する態度が変わります。子供は混乱します。

また、ヒステリーな母親は、子供への叱り方がキツいので、子供が必要以上に傷つきます。ヒスが起きたら最後、冷静ではいられないので、なんでもかんでも子供が悪い、ということにされます。また、一度ヒスを起こすと止まらないで、しつこく怒られます。過去のことを蒸し返されたりします。

ヒステリーを起こす母親は、女の子にも、男の子にも、悪影響を及ぼします。しかし、男の子に、より大きなダメージが残る傾向があります。

大きな声でどなられたり、汚い言葉で罵られたり、感情的になる母親は、感情より理性で動く男子には、まったく不可解な存在です。ただただ困り、混乱してしまいます。何を言われているのか、自分がどうすればいいのか、頭の整理が全くつかないままフラストレーションだけが積み重なっていくため、ある日突然「暴力」という形になってそれまでのストレスが爆発してしまうこともあります。

ヒステリーな人の相手をするのは、大人でも大変です。その対処法はただひとつ、ほっておくこと。嵐が過ぎ去るまで、だまって耐えること。なだめたりしても、たいてい火に油を注ぐようなことにしかならない。それが「ヒステリックな人」です。

しかし、子供にはそれはできません。子供は、母親に怒られれば、自分が悪いんだと思います。どこが悪かったのかよくわからないのに、子供はけなげにも、母親をそんなに怒らせてしまっていることに責任を感じていたりします。そのため、ヒステリーな母親に育てられた人は、責任感過剰。自分に責任のないことにまで、責任を感じてしまいます。特に、人の「機嫌」に責任を感じがちです。人の機嫌が悪いと、自分のせいではないか、と条件反射のように考えてしまいます。

また、失敗や間違えを極度に怖がり、思い切ったことができません。間違ったときに「ごめんなさい」と言えば済むのに、そのひと言が怖くて言えなかったりします。ヒステリックな母親は、ヒスを起こすとなかなか機嫌がよくならない。子供は、あたかも取返しのつかないことをしてしまったかのように、自分のしたことについて深刻に受け止めがちになるからです。

ヒステリーな母親には、どう対処するのがいいのでしょうか。 [...]


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