毒親の介護をしたくないときの対処法

毒親の介護をしたくないときの対処法

毒親の介護をしたくないときには、どうしたらいいのでしょうか。親の介護をするのは子供の義務なのでしょうか。「毒親だから」は、介護をしない理由になるのでしょうか。毒親の介護をしないですむ方法はあるのでしょうか。 ...

毒親育ちの人なら、思ったことのない人はいないでしょう。「親の介護、したくない」。

毒親育ちの人は、程度の差こそあれ、みな親に苦労させられてきています。形こそ違えど、親から自分の人生を奪われてきた人たちばかりです。ここで毒親の介護を引き受ければ、「親のために生きる」「親の犠牲になる」日々からは解放されません。

「親のことが好きだ。だから介護したい」という人は、それでいいでしょう。しかし、「したくない」と思うなら、全力で拒絶しましょう。毒親育ちの人には、ここから先の残りの人生、親のためではなく、自分のために生き、今まで苦労してきた分まで自分の人生を謳歌して欲しいと思います。

親の介護は子供がするもの、と言われていたのは、昭和の時代です。今は介護保険制度があります。毒親に介護が必要になったら、まず一番に行政に相談しましょう。時間的・経済的理由をあげ、絶対に無理であることを伝えましょう。

「やれることもあるかも」「ちょっとだったら・・」などと思ってはいけません。「仕事があって、時間的に無理」「お金がない。自分が生活していくだけで精一杯」。それを繰り返し訴えましょう。できないものはできない。できないのだから、やろうとしなくていいのです。後は、行政やケアマネージャーの判断にまかせましょう。

「親と確執がある、だから介護できない」・・そんなケースは、決して珍しくないそうです。行政や福祉担当の人にも言ってしまってかまいません。家族の介護は、普通の親子関係の人でも大変です。「親とは、もともとうまくいっていない。自分が介護なんかしたら、どうなるかわからない・・」と涙ながらに訴えた、という人います。

いい顔しようとは、どうぞ思わないでください。嘘はいけませんが、正直にできない理由を言い続ければ、無理やりやらされることはありません。恥をさらすようなことを口にしなければならないこともあるでしょう。しかし、それをためらってしまったがばかりに、その後何年、何十年も親の介護をすることになるより、ずっとマシなはずです。

「もう何年も会ってないんです・・」というひと言を添えられれば最強です。そのためには、介護が必要となる前から、毒親との付き合いをほどほどにしておく、会わないようにしておく、ということは、実はとても重要です。 [...]


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