「ひねくれてる」は虐待のせいだった!心理と対処法 (2)

「ひねくれてる」は虐待のせいだった!心理と対処法 (2)

ひねくれている人は、人から優しくされたり、親切にされても、それを素直に受け取ることができません。優しくされることに慣れていないために、違和感を感じる人もいれば、「下心があるのではないか」などと人の言動の裏を読み、突っぱねてしまったりします。 ...

そのため、人と親しくなることができません。表面的には親しくしていても、本当の意味で心を開いて付き合ったり、親密になることができず、孤独を感じていたりします。

そのような人も、人から優しくされたり親切されて、それを素直に喜ぶことができたならどんなにいいだろう、と内心思っていたり、素直でいられる人のことを羨ましく感じていたりします。しかし、ひねくれているために、それを自覚することすらできず、「羨ましくなんかない」「優しくなかされなくていい」と思ってしまい、人に対してだけでなく、自分に対してもまでもひねくれてる状態になりがちです。

しかしこの「ひねくれてる」は、意外と簡単に治すことができます。

自分のひねくれてる性格を、「悪い性格」だと思うのをやめてしまいましょう。肯定してしまいましょう! 性格がひねくれてたって、どーってことありません。「これが自分なんだ」「今さらどうにもならない」と開き直ってしまいましょう。

自分にひねくれてるところを見つけたら、心の中でこう言いましょう。「ひねくれてるかな。でもいいや! 誰に迷惑かけてるわけじゃない。これが僕・私」。ひねくれてたって別にいいのです。堂々としていていいのです。ひねくれてる自分を好きになっていいのです。

自分で自分の性格を肯定できるようになったら、公言してみてください。素直に「ありがとう」とか「うれしい」が言えない「ちょっとひねくれた自分」が出現したら、「ありがとうとか言えない! 私、ひねくれてるから」と明るく言ってしまいましょう。「私には、子供の頃、親から虐待されてて、ちょっとひねくれたところがあるんだ」と友達などに言ってしまってもかまいません。

「そんなこと言ったら友達が去っていくかもしれない」と怖くて、言いにくいかもしれません。でも、それをきっかけに自分から去っていく人は、それだけの人なのです。自分のことをオープンにしたら、そんな自分に親しみを感じたり、仲良くしたいと思ってくれる人も必ずいるものです。

無理せず、自然体で。ひねくれてる性格は、直らなくても&直そうとしなくてもいいのです。そのままの自分で堂々していることが、もっとも自然で「あなたらしい」状態。そんな自分を肯定できたとき、自分のことを「ひねくれてる」とはきっと思わなくなるでしょう。


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