「いい家族」だと思い込んでる親。その末路

「いい家族」だと思い込んでる親。その末路

自分の家庭を、「いい家庭」だと思い込んでいる親がいます。親はそう思っているのに、子供は家が楽しくない・・そんな苦しい状況にある子供も。自分の家族を「いい家族」と思いたがる親には、どんな特徴があるのでしょうか。その心理は? 問題点は? そのような家庭で育つと、子供はどうなるのでしょうか。 ...

自分の家庭を、「いい家庭」だと自信を持っている人がいます。自信を持つことは悪いことではないでしょう。しかしそこには、大きな落とし穴があります。

誰しも、自分の家族を「いい家族」だと思いたいものです。しかし、そこにある「家族の問題」「家庭の問題」から目を背け、単に「いい家族」ということにしたがっているだけだったとしたら、子供は窮屈な思いをします。

それはなぜでしょうか。

たとえば、子供が学校で問題を起こしたとします。自分の家庭を「いい家庭だ」と言いたがる親は、それを隠そうとしたり、無かったことにしたりしたがります。子供は、かえって傷つきます。人には決して言えないような、取り返しのつかないようなことをしてしまったかのような気分になります。怒られてでも、自分のしてしまったことについてオープンに話をし、家族で共有し、間違ったことをしても、家族は自分を見離したりしないと信じられるようになる・・そんな家庭としての機能がそこには働いていません。

たとえば、暴力的な親の家庭。いい家庭だと言いたがる親に限って、それを隠そうとしているだけだったりします。「暴力を振るわないこともある」といういい点だけに目を向け、子供に暴力を振るった過去を無かったことにしようとします。家庭内に問題があるのに、それが放置されたままになります。

ここにも、そんな家庭で育ったという人がいます。

家庭内に確かに存在してた問題。それを放置し続けたその末路を、赤裸々に語ってくれました。

「我が家は、いい家庭」・・そう言い続けた母に、騙されてきました。

母はよく言っていました。「あなたは幸せよ。いい家族の元に生まれて」。

母は、家族に恵まれない人でした。幼い頃に両親が離婚した母は、母親の顔を知らないと言います。やがて父親は再婚したのだけれど、母は、父のところには引き取られず、おばあちゃんに育てられたそうです。

そんな生い立ちの母からしたら、私には、父もいるし、母もいる。私の家庭は、いい家庭だったのかもしれない・・。

しかし、実情は違っていました。 [...]


人気の記事
人間不信診断【セルフチェック】
毒父チェック【無料診断】
ダメな親診断【セルフチェック】
acタイプ診断
心理的虐待ダメージ診断(旧:毒親洗脳度チェック)
自分の親が最悪な親かどうかわかるチェック
燃え尽き症候群セルフチェック
毒親育ち度診断
親ストレス診断
共依存度診断【セルフチェック】


    先頭へ戻る