ダメな親の特徴 (2)

スマホやテレビに子守をさせる

ダメな親は、安易にテレビやＤＶＤ、スマホに子守りをさせます。子供への影響を考えず、安易に子供をゲームで遊ばせます。電子機器とばかり遊んでいると、子供はわがままになりがちです。人間と遊ぶときには、自分の思い通りにならないときにも、投げだしてしまえば遊べなくなります。子供は楽しく遊びながら我慢することも身に付けていけます。しかし、電子機器ならリセットすればすんでしまう。気に入らないことがあったときに、相手をリセットしてしまいたくなることはあっても、そこから忍耐強く相手との関係を続けることができません。 ...

「子供から嫌われたくない」。子供より保身

ダメな親に育てられた人は、孤独です。遊んでもらった楽しい思い出も少なければ、真剣に自分を叱ってくれたわけでもいない。親子関係が希薄です。そんなダメ親も、「子供から嫌われたくない」とだけは思っています。子供のご機嫌を取るのはうまくても、子供の将来を考えてときには厳しく接する、といったことはしません。子供からすると、自分のことを本気で思ってくれている人・・という実感がわかないのです。

親もスマホに夢中

「親がダメでもそれなりに子供は育つ」と言われたのは、今となっては「昭和」の話です。親がダメでも、顔を合わせれば「おはよう」「おかえり」と子供に言ってくれる近所の人がいました。親がダメでも、悪いことをしていれば叱ってくれる近所のおばさんやおじさんがいました。電子機器などないから、子供は自然と人間相手に遊びます。親がダメでも、子供は自然と、基本的なことが身に付けられていたのです。

他人との接触を拒む

自分の子供を他人と接触させたくないと考える親が増え、世間の子供への関心も急激に冷めてきている、という現実もあります。それらはすべて、個人にはどうにもならないことばかりでしょう。しかし、それに気づくことさえなく、ラクな方へ流されていっているだけならば、正真正銘「ダメ親だ」ということになります。

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