子供を束縛する親の特徴 (2)

子供を束縛する親の特徴 (2)

子供を頼りにする親

子供に依存している親も、子供を束縛しています。「あなたが頼りよ」「あなたがいないと困るわ」などと親から言われれば、悪い気がしない一方で、重荷にもなります。「自分がいなくちゃダメなんだ」と親を気遣い続け、親に束縛されてしまいます。 ...

人と比べる親

子供を、きょうだい間やほかの子供と比べるのも、子供を束縛する親の共通点です。比べられれば、当然自信を無くします。ありのままで十分なのに、親から認められたいと、親の目や評価を気にするようになります。自分のしたいようにできない、「親に縛られた状態」が続くことになります。

子供を否定してばかりの親

子供をけなしてばかり、というのも、子供を束縛する親の共通点です。欠点ばかり言われれば、誰でも自信を無くします。わざと自信を無くさせるようなことを子供に言い、「お前は自分(親)がいなくちゃダメなんだ」「親なしでは何もできないんだ」と子供を刷り込むのが、「子供を束縛する親」の巧みな罠です。

子供を束縛する親の共通点

子供を束縛する親に共通しているのは、「弱い人」ということです。ひとりでは何もできないために、子供を頼り、依存し、子供を束縛する親もそうでしょう。子供に偉そうな態度を取っている親も、子供を支配下に置いていないと、自分が保てないから弱い立場にある子供を利用しているのです。

本当に強い人は、他人を束縛しようとはしません。誰かに依存したり、誰かを自分の支配下に置こうとしなくたって、自分に自信のあるからです。そのような人は、人と対等な関係を築くことができます。子供とも、いい関係が築けます。

親に束縛されているときの対処法

子供を束縛する親は、弱い人でありながら、人をコントロールする術にだけは長けているため厄介です。子供が「親に束縛されている気がする」と気づいたときには、もう10年とか、20年、30年と言った長い年月が過ぎています。そこから自分を取り戻すことは大変なことです。

「親の束縛」の克服

それでも諦めないでください! 人はいつからでも変わることができます。「私は親に束縛されているんだ」と気づいた日から、日々少しずつあなたは変われています。

時には、過ぎてしまった時間の長さを思い途方に暮れてしまうこともあるでしょう。そんなときには、3ヵ月、1年、といった区切りに、過去の自分を思い出してみてください。親から束縛されていたと気づきさえいなかった過去の自分と、今の自分。少しずつ、自分の人生を親から取り戻せてきている、と実感できるはずです。

親に苦労させられてきた人に、これから先大きな幸せが待っていますように、と願っています。


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