ADHDの症状!空想癖の心理 (2)

ADHDの症状!空想癖の心理 (2)

ADHDの人は、ひとつのことに集中することが苦手です。気がそれやすいため、空想の世界に入りがちになります。また、ADHDの人は、興味がなかったり、つまらないことを我慢する、ということが難しい傾向があります。興味のない授業を聞いていることに耐えられず、空想の世界に入ってしまい、まったく授業を聞いてない、といったことになりがちです。 ...

空想すること自身は、悪いことではありません。そのような人は、想像力があり、創作活動で才能を発揮します。しかし、注意した方がいいこともあります。

空想癖の人の中には、辛いことや、悲しいことがあり、そこから現実逃避するために、空想の世界に入り込む人がいます。辛いことがある現実世界より、空想の世界の方が生きやすい。すると、現実世界に戻りたくなくなります。空想の世界で作り上げた「自分」が主人公のドラマを演じているかのように、空想世界をリアルに生き続け、二重人格のような状態になることもあります。

この空想癖は、どうしたら治すことができるのでしょうか。空想の世界に入り込んでしまったときには、やめようとするのではなく、ほかの楽しいことに目を向けましょう。興味のないことやおもしろくないことへの我慢の限界値が低いのは、あなたの我慢が足らないからではなく、発達障害が原因です。

ほかにおもしろいことを見つければいいのです。飴をなめて、「美味しいな」と感じる気分に浸るとか、音楽を聞いて「いいな」とうっとりしましょう。授業中や会議中なら、ノートのすみっこに落書きするのでも。それならば、現実世界をちゃんと生きていることになります。

やめなくちゃ・・とばかり思っていてもやめられないばかりか、やめられない自分に自信がなくなってしまいますね。空想の世界に行ってしまっているときとは、楽しくないとき、つまらないとき! この瞬間をもっと楽しくしてみよう♪と思うことが、空想癖を直す一番の薬です。


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