子供を見下す親。上から目線の毒父の末路

「親にバカにされてる」は気のせいじゃなかった！　上から目線の毒父。その末路

７年帰っていなかった実家に帰りました。上から目線の父。父と付き合っていると、自分がみじめになる。見下されているような気がする。そうじゃありませんでした。気がするのではなく、父は私を完全に見下していました。 ...

父と長く不仲でした。私が最後に父に会ったのは、７年前。結婚して５年目のことでした。

私は、大学時代から付き合っていた彼と結婚しました。当時私たちは、東京でともに会社勤めをしていました。彼は、結婚３年目のとき、実家の農業を継ぐ決心をしました。大学時代に、バイオテクノロジーを専攻していた私たちにとって、それは、特に驚くことでもなく、私も、彼とその仕事に従事する道を選びました。

父と最後に会ったのは、引っ越しをするちょっと前のこと。これからは、頻繁に顔を見せられなくなるから、と顔を見せに行ったのです。父は最初からひどく不機嫌でした。父が、私の選択を心よく思わないだろうということは、容易に想像つきました。父は、名のある大企業の部長。もともと地方の人を見下しているようなところがありました。そして職業も。自分より規模の小さい会社に勤めている人を見下すような発言ばかりしていました。

しかし父は、私の想定をはるかに超えた暴言を、私に向かって吐きました。

私が、母や弟にこれからする仕事の話などを話していたときのことです。そっぽを向いていた父が突然怒り出し、私にこう言ったのです。 [...]