子供を自立させない毒親

子育て大変だったアピールの嵐。そして娘は毒母に支配された・・

母に、問題児扱いされて育ちました。 ...

母は、私が子供の頃から、私を育てるのは大変だった、とよく言っていました。
「あなたはミルクを飲まない子で・・本当に大変だったわ」
「あなたは寝ない子で・・本当に大変だったわ」
「あなたはボール投げが好きで、お母さん妊娠中だったのに付き合わされたの。大変だったわ」

私は子供ながらに、申し訳ないような気がして、その手の話を聞くのが好きではありませんでした。

私が中学生になっても、高校生になっても、それは続きました。
「あなたはよく風邪をひく子だったから・・本当に大変だったわ」
「あなたの習い事への送り迎え・・本当に大変だったわ」
「あなたの反抗期は、激しくて激しくて・・お母さん、どんなに大変だったか！」

「私は特別育てにくい子だったんだな」「私はお母さんに苦労をかけたんだな」と思いました。私は大人になるにつれ、母に感謝するようになりました。私たちの親子関係は、これはこれでそれなりに円満だったのではないか、という気がします。

しかし、私が就職・結婚して完全に自立すると、母は私に何かと文句をつけたがるようになりました。

私の新居に来て、「トイレの芳香剤の匂いが・・」とか「食器の並べ方が・・」とか、ダメ出ししました。「あなたは、家のこと、あんまり上手じゃないからねぇ・・」。まるで、お母さんがいなくちゃだめね、と言われているような気がしました。 [...]